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2009/9/28-29 [wit]



JR西 幹部による 福知山線事故原因の隠蔽工作

2009年9月28日(月) 22時37分
四年前の4月25日に起きたこの事故は衝撃だった。 事故の第一報から聞いていたのでとても印象に残っている。

見る間に死者数が膨らみ、飛び込んできた現場の映像を観て息をのんだ。 あり得ない事故と思った。 そしてその後の報道を注意深く見守ったが、JR西という会社の不気味な体質がかいま見えただけで、結局 事故原因の着地点は示されなかった。 どうしても欲しいなら、「運転士がおかしかったので」 という着地点がなんとなく用意されたように思う。

報道で、ATS 装置 があのカーブの区間だけ、何故か設置が遅れていたと聞いたように記憶している。 ATS があれば防げた事故だ。



2009年9月28日(月) 22時52分
自殺者まで出ていたと聞く、「日勤教育」 というのは、心に対する攻撃らしい。 事故の運転士はこの日勤教育の影響で、あのようなスピードであのカーブに突っ込むという行為に至った事は、どうやら明らかではないか。

言葉にはせずに、競合する私鉄とのスピード競争に勝つため、運転士たちにどのような圧力をかけていたのか。 そしてその長い直線区間の果てに現れる結構な急なカーブには ATS 装置の設置が、 「何故か」 他の区間と比べて遅れていたという事実は、何を物語っているか。
JR西という会社は不気味でしかたがない。



2009年9月28日(月) 23時14分
事故後しばらく連日のように報道をにぎわせた 事故原因究明は、ある時期から全く伝わって来なくなった。 ニュース検索しても、事故の遺族がどうしたという話ばかりになり、当初ぼろぼろ出てきた JR西 の企業体質的問題(日勤教育、ATS未設置)は、話題にされなくなった。

牧民というほどに飼い慣らされた民としての日本人は、そんなものかなと思い、忘れそうになってた。 しかしその間にJR西内の旧国鉄閥と言うべき人間が、今回明らかになった 工作 を行っていた。 それで出世したのか 元でなくて 「現・副社長」も関わっていたそうじゃないか。 省庁や政治家は関わって無いのか?



2009年9月28日(月) 23時37分
小泉構造改革あたりから出てきた、株主と役員を別格に置き、彼らが会社組織・企業の持ち主だという考え方。 現場で働く人間は数字を上げるための単なる労働力としかとらえない。 福知山線の事故も、競合する区間を走る私鉄とのスピード(時間)競争に勝ち数字を上げたかった経営トップが起こした事故だろう。

徹底的に現場(運転士)を日勤教育などで調教し、臨機応変な速度で抜けられるカーブを温存するために、ATS設置を不自然に遅らせた。

F-1 でも、長いストレートの後の結構きついコーナーってのはたまに飛び出したりして、危ないだろう。 何故、ATS設置がJR西の他の区間と比べても遅くなったんだろう? たまたまか?



2009年9月29日(火) 0時4分
当時の報道でちらっと知らされた事、思い出したので書く。

日勤教育というのは通常の勤務につかせずに、草むしりをやらせたり意味の無い言葉を延々紙に書かせたり、だったと思う。 しかしそれとは別に、実際の乗務時に客席側から私服の職員による運転室の監視が、抜き打ちで行われていたと聞いた。 これはNHKの七時のニュースで聞いたわけではない。 一部の報道だ。

乗客を装った私服のJR職員による運転業務のチェックがあったというのだ。 もし仮に事故当時あの電車でそれが行われていたりでもしたら、どんな事をしてももみ消しそうだと思った。 運転席が見える位置なら、私服で乗車していた職員は死亡者の中に居るかなとも思った。 もちろん、もし仮にそうなら。という話で想像に過ぎないが、記憶に違いが無ければ、JR西はプライバシーを理由に被害者名簿の提出を拒み、その後明らかになった情報では、1両目には同社子会社の男性社員が乗っていた。この社員は肋骨(ろっこつ)が折れる重傷。 一度呼んで話を聞いてみたい。



2009年9月29日(火) 0時7分
あとこっちははっきりしてる事だけど、事故車両に移動のためとして2名のJR西・運転士が乗っていた。 あのような大惨事直後の現場から、そのまま徒歩で立ち去ったそうだ。 一人は乗務に遅れるから。もう一人はJR西・大阪支社長の講演会に出席する為。 どちらも上司の指示で、救護活動など一切せずに消えたそうだ。



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